症状

上腕二頭筋長頭腱炎

上腕二頭筋長頭腱炎とは上腕二頭筋(腕を曲げた時にに力こぶが出来る筋肉の事)の長頭腱に何らかの負荷がかかり炎症を起こすことで、肩や腕の付け根あたりに痛みが出たものの事を言います。

上腕二頭筋長頭腱炎

症状

・結節間溝部の限局性圧痛
・肩前部の痛み
(腕を上げようとしたり、荷物を持ち上げようとしたりする際に痛みが出たりします) 痛いまま放っておくと、慢性化する危険もあるため要注意です。

原因

野球やソフトボール、砲丸投げなどの球技や ベンチプレス、柔道・相撲など、上腕二頭筋に負担がよくかかるスポーツや格闘技。
また、重い荷物を持ち上げたりするなど、 繰り返す動作のお仕事をされる方にも多く見受けられます。
肩を捻る動作や腕を過剰に伸ばす動きなどが多くなると、 上腕二頭筋長頭が結節間溝で擦れるかたちになり、炎症を起こし易くなります。
上腕二頭筋長頭腱炎の好発年齢は20~40歳代に多く、比較的若年層に多い疾患です。
加齢による筋力低下が原因でおこることもあります。

治療方法

・安静にする
・テーピングをして、患部の負担を軽減する
・ストレッチをする。
・注射
・手術
などがあります。

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